2月のメンテナンス以降、DiCEからお名前.comのDDNSを利用できなくなってしまった。DiCEプラグインの中身を眺めてみるもどうにもできなかったので、しばらくWindowsのDDNS様子を見たが何も進展はなかった。
他のDDNSに設定するにしても、設定できるレコードに制約があり、今までのようにはできなくなる。そこで、別のDDNSのエイリアスにすることを思いつき、実践してみた。
DDNSサービスは、以前から使っていたieServer.Netを流用した。メールアドレスだけで簡単に登録できる。登録したドメインはDiCEで設定できるので、更新できるようにする。
DICEを設定したら、使用するサブドメインにCNAMEでDDNSのドメインを指定する。
www.example.com CNAME ○○○○○.dip.jp
example.comなど、ドメイン自身には設定できないのが難点。(ブラウザの場合、wwwを補完してくれる)
wwwをメインに使っているので、とりあえずはWindowsを起動させる手間からは開放される。
追記:
ウェブサーバーに限ってはURL転送を使うと便利。オプション設定から転送PlusのURL転送設定で設定できる。
http://example.com/ http://www.example.com/ フレーム/リダイレクト
example.comに接続した場合、http://www.example.com/に転送されるようになる。
takaaki 5月 18th, 2013
Posted In: ネットワーク
Debianをsqueezeにアップグレードして以降、DiCEでお名前.comのIPアドレス更新がうまくいってなかった。放っておいたらルーターの再接続でIPアドレスが変わってしまい問題になった。表示されたメッセージは「Error: サーバーに接続できませんでした」。
調べてみるとOpenSSLのライブラリへのシンボリックリンクが必要ということなので、下の記事を参考に作業してみた。
#locate libssl.so
#locate libcrypto.so
で、ライブラリを探し、シンボリックリンクを張る
# ln -s /usr/lib/libssl.so.0.9.8 /usr/lib/libssl.so.0
# ln -s /usr/lib/libcrypto.so.0.9.8 /usr/lib/libcrypto.so.0
これでOK
あとはDiCEを実行すれば、IP更新できる・・・はず
書いてある通りにやってみたが、同じ環境なのに動かなかった。
ふと、64bitOSということを思い出して、32bitのライブラリにリンクしてみた。
$ sudo ln –s /usr/lib32/libssl.so.0.9.8 /usr/lib/libssl.so.0
この後試すとIPアドレスの更新に成功した。libcrypto.soはリンクしなくてもお名前,comは動いた。
同じ64bitなのに同じ方法でなぜ動かないのかわからない。それにlennyの時は何もしなくても動いた。
takaaki 3月 7th, 2011
Posted In: ソフトウェア