CATV対応のチューナーT230Cを4本使用してISDB-Cを受信しているが、一部チャンネルの受信レベル低かったり突然応答しなくなったりしていたので対策を行った。

CATVブースターの導入

まず一部チャンネルの受信レベルが低いことへの対策。信号強度が傾斜しているのが原因なのでイコライザーで補正できるCATVブースターを導入した。T230系以外でも効果がある。Amazonや楽天市場で5000円程度のTCF30S。安価なCATV用イコライザーを導入するだけで良かったかもしれない。導入した結果、少しケーブル動かすだけで受信レベルが下がる状態からどれだけケーブルを動かしても十分な受信レベルが確保できるようになった。

T230C2の不調

T230Cとして購入したT230C2を導入してから次のようなエラーが出て動作しなくなることが多発した。

dvb_usb_v2: usb_bulk_msg() failed=-110

赤外線の処理でエラーが発生しているという情報を見つけたので、とりあえずモジュールのオプションで赤外線を無効化してみた。赤外線は一切使っていないので問題ない。

$ sudo vi /etc/modprobe.d/dvb.conf
options dvb_usb_dvbsky disable_rc=1
options dvb_usb_v2 disable_rc_polling=1
$ sudo reboot

しばらく様子を見てもエラーが発生することがなくなった。
カーネルモジュールを書き換えるのは面倒なので、簡単な対策で安定してよかった。
参考

4月 30th, 2022

Posted In: ハードウェア

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