Debianのパッケージでlibvirtdを導入している。libvirtグループに所属していれば一般ユーザーでもvirt-managerで仮想マシンの管理ができるが、virshでの操作が行えない。一般ユーザーにはデフォルトのホストが設定されていないからだ。

仮想マシンが稼働している環境でも一覧が表示されない。

$ virsh list
 Id    Name                           State
----------------------------------------------------

接続先のURIが指定してみると表示される。

$ virsh -c qemu:///system list
 Id    Name                           State
----------------------------------------------------
 1     www                            running

rootにはデフォルトの接続先が設定されている。これは/etc/libvirt/libvirt.confで設定できる。

$ cat /etc/libvirt/libvirt.conf | grep uri_default
#uri_default = "qemu:///system"

これは一般ユーザーには適用されない。一般ユーザーは環境変数を設定する必要がある。

LIBVIRT_DEFAULT_URIにURIを設定すると接続先指定なしで接続できる。

$ export LIBVIRT_DEFAULT_URI="qemu:///system"
$ virsh list
 Id    Name                           State
----------------------------------------------------
 1     www                            running

.bashrcで常に適用されるようにする。

$ echo 'export LIBVIRT_DEFAULT_URI="qemu:///system"' >> ~/.bashrc

参考:libvirt: Connection URIs


4月 13th, 2014

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One Comment

PX-S1UDをLinuxで使えるようにしたのでChinachuと組み合わせてみた。録画にはrecdvbを使う。

暗号化の解除

録画時にB25デコードをかける場合はlibarib25やFUSE_b25をインストールしておく。

recdvbのセットアップ

PT3などと同じように録画するには録画コマンドrecdvb(recpt1の改造版)をこちらからダウンロードしておく。手順はrecpt1と変わらない。

必要なパッケージのインストール

$ sudo aptitude install automake

ビルドとインストール

$ cd /usr/local/src/
$ wget http://www13.plala.or.jp/sat/recdvb/recdvb-1.2.0.tgz
$ tar xvzf recdvb-1.2.0.tgz
$ cd recdvb-1.2.0
$ ./autogen.sh
$ ./configure --enable-b25 #libarib25でデコードする場合
$ make
$ sudo make install

recpt1などが入っている場合checksignalが上書きされるので注意。recdvbはPT2、PT3のDVBドライバでも使えるが、衛星放送には対応していない。checksignalも形式が違うのであまり当てにならない。

録画テスト

$ recdvb --dev 0 --b25 --strip チャンネル番号 録画秒数 録画ファイル名

/dev/dvb/adapter0の場合–devに0を指定。

Chinachuのインストール

Chinachuwikiに従えば問題なくインストールできる。DVBデバイスの場合、実行ユーザーをvideoグループに所属させる必要があるので注意が必要。

必要なパッケージのインストール(wikiの記述通り)

$ sudo apt-get install build-essential curl git-core libssl-dev yasm libtool autoconf

実行ユーザー作成

$ sudo adduser chinachu
$ sudo adduser chinachu video #デバイスの操作はvideoグループにしかできないので、グループに追加
$ sudo adduser chinachu sudo #インストール・アップデートのためにsudoグループに追加

ユーザーをchinachuに切り替え

$ sudo -i -u chinachu

ソースの取得

$ git clone git://github.com/kanreisa/Chinachu.git chinachu

インストール

$ cd chinachu
$ ./chinachu installer
Chinachu Installer Menu:
[!] These are installed under all /home/chinachu/chinachu/...
[!] Recommend the Auto installation.
1) Auto (full)            5) Node.js Modules       9) libfdk-aac
2) Auto (fast)            6) epgdump              10) libogg
3) submodule              7) libx264              11) libvorbis
4) Node.js Environment    8) libvpx               12) libav
what do you install? > 1
selected: Auto (full)

サービスの登録

$ ./chinachu service operator initscript > /tmp/chinachu-operator
$ ./chinachu service wui initscript > /tmp/chinachu-wui
$ sudo chown root:root /tmp/chinachu-operator /tmp/chinachu-wui
$ sudo chmod +x /tmp/chinachu-operator /tmp/chinachu-wui
$ sudo mv /tmp/chinachu-operator /tmp/chinachu-wui /etc/init.d/
$ sudo insserv chinachu-operator
$ sudo insserv chinachu-wui

設定ファイルの作成

$ cp config.sample.json config.json #サンプルのコピー
$ sudo vi config.json

録画ファイルの保存先を設定

  "recordedDir" : "./recorded/",

ユーザーの設定

  "wuiUsers": [
    "ユーザー名:パスワード"
  ],

外部から見られないのであれば、設定そのものを削除してもいい。

ファイル名のフォーマット

"recordedFormat": "[<date:yymmdd-HHMM>][<type><channel>][<tuner>]<title>.m2ts",

フォーマットに使えるタグは/node_modules/chinachu-common/lib/chinachu-common.jsのexports.formatRecordedNameを見るとわかる。下に一覧を用意した。

チューナーの設定

  "tuners": [
    {
      "name"        : "PX-S1UD",
      "isScrambling": false,
      "types"       : [ "GR" ],
      "command"     : "recdvb --dev 0 --b25 --strip --sid <sid> <channel> - -"
    }
  ],

/dev/dvb/adapter0の場合–devに0を指定する。

チャンネル設定

  "channels": [
    { "type": "GR", "channel": "16" },
    { "type": "GR", "channel": "21" },
    { "type": "GR", "channel": "22" },
    { "type": "GR", "channel": "23" },
    { "type": "GR", "channel": "24" },
    { "type": "GR", "channel": "25" },
    { "type": "GR", "channel": "26" },
    { "type": "GR", "channel": "27" }
  ]

地域に合わせて設定する

サービスの起動

$ sudo service chinachu-operator start
$ sudo service chinachu-wui start

しばらく待つと番組表が作成される。

WUIに接続

ブラウザに"http://IPアドレス:10772/"と入力するとChinachuのWUIに接続できる。ここから予約や録画ファイルの視聴・管理が行える。ストリーミング再生を無変換以外で使うにはそれなりのスペックが必要。番組表からできるライブ視聴はエンコードが必要で信頼性がまだ低いので、予約録画して再生した方がいい。

エイリアス

他のユーザーでchinachuコマンドをそのまま使うのはまずそうなので、普段使っているユーザーで使えるようにエイリアスを追加。(次回ログインから有効)

$ echo "alias chinachu='sudo -u chinachu /home/chinachu/chinachu/chinachu'" >> ~/.bash_aliases

CLIコマンド

自動予約ルール確認

$ chinachu rules

予約済み番組の確認

$ chinachu reserves

録画中番組の確認

$ chinachu recording

録画済み番組の確認

$ chinachu reserves recorded 

Chinachuのアップデート

$ chinachu updater

番組表手動更新

$ chinachu update

番組表の作り直し

$ chinachu update -f

ロックファイルの削除

$ chinachu unlock

ファイル名のフォーマット

<date:日付フォーマット>
日時。dateformatが使われる。
<id>
番組ID
<type>
放送波の種類
<channel>
チャンネル番号
<channel-id>
チャンネルID
<channel-sid>
SID
<channel-name>
チャンネル名
<tuner>
チューナー名
<title>
タイトル
<fulltitle>
EPGで受信したタイトル
<subtitle>
サブタイトル
<episode>
話数
<category>
ジャンル

3月 23rd, 2014

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PLEXのUSBチューナーPX-S1UDがLinuxで使えるというので試してみた。標準ドライバに少し手を加えて使えるようにする。環境はDebian(wheezy)。

追記:ドライバがカーネルに組み込まれたのでこちらを参照。PX-S1UDとPT3のDVBドライバがLinux標準に – 底辺迷走

カーネルのアップグレード

Debian(wheezy)に導入されているカーネル3.2に含まれているドライバはPX-S1UDに使えないので、新しいカーネルを導入しておく。カーネル3.10以降であればアップグレードは不要。

使われているカーネルを確認

$ uname -r
3.2.0-4-amd64

Backportsリポジトリを追加

$ sudo sh -c "echo 'deb http://ftp.debian.org/debian/ wheezy-backports main' > /etc/apt/sources.list.d/wheezy-backports.list"
$ sudo aptitude update

カーネルのインストール

$ sudo aptitude -t wheezy-backports install linux-image-3.12-0.bpo.1-amd64

カーネルを入れ替えるために再起動

$ sudo reboot

カーネルを確認

$ uname -r
3.12-0.bpo.1-amd64

ドライバのビルド

必要なパッケージのインストール

$ sudo aptitude install build-essential linux-source-3.12 linux-headers-3.12-0.bpo.1-amd64

カーネルソースの展開

$ cd /usr/local/src/
$ tar xvJf /usr/src/linux-source-3.12.tar.xz

ビルドの準備

$ cd linux-source-3.12/
$ cp /boot/config-`uname -r` .config
$ make oldconfig
$ make modules_prepare
$ cp /lib/modules/`uname -r`/build/Module.symvers .

ドライバの階層に移動

$ cd drivers/media/usb/siano/

ソースを修正する

$ vi smsusb.c

usb_device_id smsusb_id_tableに次の2行を追加

        { USB_DEVICE(0x3275, 0x0080),
                .driver_info = SMS1XXX_BOARD_SIANO_RIO },

変更内容

$ diff -u smsusb.c{.org,}
--- smsusb.c.org        2014-01-26 02:18:00.000000000 +0900
+++ smsusb.c    2014-03-21 19:59:07.922682492 +0900
@@ -634,6 +634,8 @@
                .driver_info = SMS1XXX_BOARD_ZTE_DVB_DATA_CARD },
        { USB_DEVICE(0x19D2, 0x0078),
                .driver_info = SMS1XXX_BOARD_ONDA_MDTV_DATA_CARD },
+       { USB_DEVICE(0x3275, 0x0080),
+               .driver_info = SMS1XXX_BOARD_SIANO_RIO },
        { } /* Terminating entry */
        };

ドライバモジュールのビルド

$ make -C /usr/local/src/linux-source-3.12 M=`pwd` modules

ドライバのインストール

"make modules_install"ではうまくインストール出来ないのでcpでインストールする。Windows用ドライバに含まれるファームウェアも必要なので導入しておく。

元のモジュールを上書きするので、バックアップする

$ sudo mv /lib/modules/`uname -r`/kernel/drivers/media/usb/siano/smsusb.ko{,.org}

ドライバモジュールのインストール

$ sudo cp smsusb.ko /lib/modules/`uname -r`/kernel/drivers/media/usb/siano/
unzipのインストール
$ sudo aptitude install unzip

Windows用ドライバからファームウェアを導入

$ cd /usr/local/src/
$ wget http://plex-net.co.jp/plex/px-s1ud/PX-S1UD_driver_Ver.1.0.1.zip
$ unzip PX-S1UD_driver_Ver.1.0.1.zip
$ sudo cp PX-S1UD_driver_Ver.1.0.1/x64/amd64/isdbt_rio.inp /lib/firmware/

ドライバのロード

PX-S1UDの接続確認

$ lsusb |grep VidzMedia
Bus 002 Device 002: ID 3275:0080 VidzMedia Pte Ltd

ドライバモジュールのロード

$ sudo modprobe smsusb

デバイスの確認

$ ls /dev/dvb/
adapter0

ドライバモジュールを自動で読み込ませる

$ sudo sh -c "echo smsusb >> /etc/modules"

DVBデバイスとして認識されるので他のDVBデバイス同様に扱える。FUSE_b25を使えばMythTVでも使える。

参考:


3月 21st, 2014

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Philipsのディスプレイ234E5QHSB/11を2台購入した。それまでDVIで接続していたが、このディスプレイにはDVIポートがなく、HDMIポートに接続することになる。HDMIに変更するついでに音声もHDMIに乗せることにした。ディスプレイにはスピーカーをつないでいる。

環境はP5K-PRO+GeForce 9600GT GE。DVIをHDMIに変換して使う。GeForce 400シリーズより前のNVIDIAのビデオカードはサウンドチップを搭載していないので、音声を乗せるにはマザーボードのS/PDIF出力に接続する必要がある。

ケーブルを探す

接続用の2pinケーブルが付属品にはなかったので探してみたが、見つからなかった。PCショップで聞いてみた所、最近のものには必要ないのでもう売ってないという。仕方なく、似たようなケーブルを探してみたところ、ヨドバシTK-CD4というケーブルを見つけた。CD-ROM用とあるが、調べてみるとS/PDIFのケーブルらしい。これを購入して接続することにした。

ケーブルの接続

マザーボードとビデオカードのS/PDIFを接続する。接続方法はELZAの接続ガイドを見るとわかりやすい。ASUS製の接続例を見て接続した。

ディスプレイから出力するには再生デバイスの既定値をデジタル出力に設定する。
hdmi_spdif_000

スリープで音が出なくなる

起動直後は音声が出力されるが、スリープすると音が出なくなった。ドライバを入れ直したり、ディスプレイを接続し直したりしても改善しない。

NVIDIAコントロールパネルを見ると音声出力がオフになっていた。スリープから復帰したときのこの設定が適用されたらしい。設定を変更すると音声が出力されるようになった。

hdmi_spdif_0001
hdmi_spdif_002
hdmi_spdif_003

アナログ出力と違ってデジタル出力はノイズが乗りにくいので、今まであったPC内部のノイズがなくなって快適になった。


3月 15th, 2014

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DVB版ドライバがないPT3ではMythTVは使えなかった。最近DVB版PT3ドライバが公開されたので、導入してみる。環境はいつも通りDebianの安定版(wheezy)。

カーネルのアップグレード

Debian(wheezy)に導入されているカーネル3.2ではビルドできないので、新しいカーネルを導入しておく。3.5でビルドできないことと3.8以降でビルドできることを確認している。新しいカーネルはbackportsリポジトリを使うと簡単に導入できる。

使われているカーネルを確認

$ uname -r
3.2.0-4-amd64

Backportsリポジトリを追加

$ sudo sh -c "echo 'deb http://ftp.debian.org/debian/ wheezy-backports main' > /etc/apt/sources.list.d/wheezy-backports.list"
$ sudo aptitude update

カーネルのインストール

$ sudo aptitude -t wheezy-backports install linux-image-3.10-0.bpo.3-amd64

カーネルを入れ替えるために再起動

$ sudo reboot

カーネルを確認

$ uname -r
3.10-0.bpo.3-amd64

V4L-DVBドライバの導入

PT3ドライバのビルドに必要なV4L-DVBドライバを導入する。ビルドには少し時間がかかる。

必要なパッケージのインストール

$ sudo aptitude install build-essential patchutils libproc-processtable-perl l linux-headers-3.10-0.bpo.3-amd64

ビルド

$ cd /usr/local/src/
$ git clone git://linuxtv.org/media_build.git
$ cd media_build
$ ./build

インストール

$ sudo make install
$ sudo make kernel-links #ヘッダーのインストール

DVB版PT3ドライバをインストール

事前準備は済んだのでドライバをインストールする。

ソースの取得

$ cd /usr/local/src/
$ git clone https://github.com/knight-rider/ptx.git
$ cd ptx/pt3_dvb/

V4L-DVBからModule.symversをコピー

$ cp /usr/local/src/media_build/v4l/Module.symvers .

ビルド

$ make

インストール

$ sudo make install

ドライバモジュールのロード

$ sudo modprobe pt3_dvb

デバイスファイルの確認

$ ls /dev/dvb/
adapter0  adapter1  adapter2  adapter3

PT2との違い

PT2のDVB版ドライバと同じように使えるが、デバイス番号が異なる。0,1が衛星波、2,3が地上波と、順番はChardev版と同じになる。

DVBアプリのビルド

tuneコマンドやs2scanが付属しているのでビルドする。

tune.cのDTV_STREAM_IDをDTV_ISDBS_TS_IDに書き換える

$ vi tune.c
$ git diff tune.c
diff --git a/dvb_apps/cmds/tune.c b/dvb_apps/cmds/tune.c
index 20178d0..a45ee08 100644
--- a/dvb_apps/cmds/tune.c
+++ b/dvb_apps/cmds/tune.c
@@ -100,7 +100,7 @@ static int search(int adapter_nr, int channel_id)

        prop[0].cmd = DTV_FREQUENCY;
        prop[0].u.data = channel->frequency;
-       prop[1].cmd = DTV_STREAM_ID;
+       prop[1].cmd = DTV_ISDBS_TS_ID;
        prop[1].u.data = channel->ts_id;
        prop[2].cmd = DTV_TUNE;

ビルド

$ make
$ find . -perm +111
.
./restamp
./nitdump
./ptsdump
./tune
./dumpts
./dumpeid
./s2scan
./dumpts2

コマンドが生成される。コマンドの使い方やDVB版の使い方は以前の記事を参照。

予約機能が良くても、BSに対応できないとMythTVは導入できない。

PT3といえば、chardev版PT3の導入記事に/etc/modprobe.d/blacklist.confにearth-pt1を追加するように書いてあるのが気になる。earth-pt1はPT3には対応していないので、PT1/2を導入していない環境では効果が無い。

参考:


11月 24th, 2013

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Qtを使い始めたのでインストール手順をまとめる。QtにはQt CreatorというIDEが含まれているので他に何も用意しなくても開発が始められる。

Qt Projectのサイトのダウンロードページから"Qt Online Installer for Windows"をダウンロード
install_qt5.1_01

ダウンロードしたファイルを実行
install_qt5.1_02

Nextをクリックして少し待つ
install_qt5.1_03

インストール先とQt Creatorの関連付けを指定する
install_qt5.1_04

インストールするパッケージの選択
Qt Creatorのチェックは外せない
install_qt5.1_05
Qt Maintenance Toolを使って後からパッケージを追加することもできる

変更しなくてもWindowsアプリは開発できるが、Androidアプリの開発をする場合はチェックしておく
install_qt5.1_06

ライセンスに同意する
install_qt5.1_07

スタートメニューのフォルダ名
install_qt5.1_08
そのままで問題ない

Installをクリックしてインストール開始
install_qt5.1_09

UACが出るので許可
install_qt5.1_10

しばらく待つ
install_qt5.1_11

インストール完了
install_qt5.1_12


11月 4th, 2013

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一人暮らしを始める際にPT3を導入した。そのままではカーネル更新時にドライバが使えなくなってしまうのでPT3にもDKMSを導入してみた。dkms.confがソースに導入されているので、思いの外簡単に設定できた。環境はDebian(Wheezy)

DKMSのインストール

$ sudo aptitude install dkms

/usr/src/以下にPT3ドライバのソースを取得

$ cd /usr/src/
$ sudo git clone git://github.com/m-tsudo/pt3.git pt3_drv-0.0.1
Cloning into 'pt3_drv-0.0.1'...
remote: Counting objects: 541, done.
remote: Compressing objects: 100% (150/150), done.
remote: Total 541 (delta 390), reused 535 (delta 384)
Receiving objects: 100% (541/541), 133.67 KiB | 136 KiB/s, done.
Resolving deltas: 100% (390/390), done.

dkms.confに書かれているPACKAGE_NAMEとPACKAGE_VERSIONの通りにパスやコマンドを指定する。

DKMSにPT3ドライバのソースを追加

$ sudo dkms add -m pt3_drv -v 0.0.1

Creating symlink /var/lib/dkms/pt3_drv/0.0.1/source ->
                 /usr/src/pt3_drv-0.0.1

DKMS: add completed.

自動インストールの動作を確認(build,install未実行時)

$ sudo /usr/lib/dkms/dkms_autoinstaller start
[....] dkms: running auto installation service for kernel 3.2.0-4-amd64:
Kernel preparation unnecessary for this kernel.  Skipping...

Building module:
cleaning build area....
make KERNELRELEASE=3.2.0-4-amd64 KVER=3.2.0-4-amd64.....
cleaning build area....

DKMS: build completed.

pt3_drv.ko:
Running module version sanity check.
 - Original module
 - Installation
   - Installing to /lib/modules/3.2.0-4-amd64/updates/dkms/

depmod....

DKMS: install completed.
. ok

ここまでで、導入は完了。手動で実行する場合や削除する場合は下記のコマンドを使う。

ドライバモジュールのビルド

$ sudo dkms build -m pt3_drv -v 0.0.1

Kernel preparation unnecessary for this kernel.  Skipping...

Building module:
cleaning build area....
make KERNELRELEASE=3.2.0-4-amd64 KVER=3.2.0-4-amd64.....
cleaning build area....

DKMS: build completed.

ドライバモジュールのインストール

$ sudo dkms install -m pt3_drv -v 0.0.1

pt3_drv:
Running module version sanity check.
 - Original module
 - Installation
   - Installing to /lib/modules/3.2.0-4-amd64/updates/dkms/

depmod....

DKMS: install completed.

ドライバモジュールのアンインストール(動かない?)

$ sudo dkms uninstall -m pt3_drv -v 0.0.1 

ソースパッケージの登録削除

$ sudo dkms remove -m pt3_drv -v 0.0.1 --all

-------- Uninstall Beginning --------
Module:  pt3_drv
Version: 0.0.1
Kernel:  3.2.0-4-amd64 (x86_64)
-------------------------------------

Status: Before uninstall, this module version was ACTIVE on this kernel.

pt3_drv.ko:
 - Uninstallation
   - Deleting from: /lib/modules/3.2.0-4-amd64/updates/dkms/
 - Original module
   - No original module was found for this module on this kernel.
   - Use the dkms install command to reinstall any previous module version.

depmod....

DKMS: uninstall completed.

------------------------------
Deleting module version: 0.0.1
completely from the DKMS tree.
------------------------------
Done.

7月 31st, 2013

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2月のメンテナンス以降、DiCEからお名前.comのDDNSを利用できなくなってしまった。DiCEプラグインの中身を眺めてみるもどうにもできなかったので、しばらくWindowsのDDNS様子を見たが何も進展はなかった。

他のDDNSに設定するにしても、設定できるレコードに制約があり、今までのようにはできなくなる。そこで、別のDDNSのエイリアスにすることを思いつき、実践してみた。

DDNSサービスは、以前から使っていたieServer.Netを流用した。メールアドレスだけで簡単に登録できる。登録したドメインはDiCEで設定できるので、更新できるようにする。

DICEを設定したら、使用するサブドメインにCNAMEでDDNSのドメインを指定する。

www.example.com	CNAME	○○○○○.dip.jp

example.comなど、ドメイン自身には設定できないのが難点。(ブラウザの場合、wwwを補完してくれる)

wwwをメインに使っているので、とりあえずはWindowsを起動させる手間からは開放される。

追記:
ウェブサーバーに限ってはURL転送を使うと便利。オプション設定から転送PlusのURL転送設定で設定できる。

http://example.com/	http://www.example.com/	フレーム/リダイレクト

example.comに接続した場合、http://www.example.com/に転送されるようになる。


5月 18th, 2013

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3月に、仕事に就けたのを機会にP-07AからELUGA X(P-02E)に機種変更した。

P-02E

LTE+クアッドコアを条件に考えていたら、ハードキーや片手操作が好みだったのでこの機種にした。前の機種を選んだ理由もプッシュオープンやWオープンだったり外面の機能で選ぶ傾向がある。結果、P505i→P902is→P906i→P-07AとPanasonicの端末しか使ったことがない。全く期待していなかっただけに、スマートフォンまでPanasonicを選ぶとは思わなかった。

不具合はディスプレイに縦縞が出てフリーズするのとカメラの起動失敗があったが、どちらもアップデートで修正されて現在は快適。USBホストや有線での外部ディスプレイは使えないが、あまり使わない機能なので問題ない(USBホストは置くだけ充電と相性がよさそうだが)。標準のフィットホームもフィットキーも悪くない。ドロワーはその場で表示されて最低限の機能しか持たないので使いやすい(カテゴリ整理のランチャーを使ったら面倒になった)。

HTC J butterflyを借りてみたら、USBカバーが開けにくかったり、通知領域にトグルがなかったり、ELUGA Xの方が使いやすいように感じた。TPUケースをつけたら持ちにくい上に、端が押せなくて全面に細かい傷がついたので使うのをやめた。クリップ付きの紐ストラップをつけたので、落下はまだない。

他人のを設定した経験から、特に迷うことなく使えて小型PCとしか思ってなかったので、PC同様に環境構築して満足してしまった。

dビデオを契約させられたので、3月末にdtabも注文した。

入社2ヶ月で、転職がすでに決まってる。何が起こるかわからない。


5月 12th, 2013

Posted In: ハードウェア, 雑記

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PT1/PT2のDVBとMythTV @WikiでMythTV 0.26のISDB対応パッチ(仮)が公開されていたので試してみた。

必要なパッチを作り直して、パッケージのビルドからインストールまでを行なった。結果はパッケージの依存関係の問題で失敗。実際に行なった手順と作成したパッチを公開。

2013/1/6 1:27追記:BS対応パッチの圧縮に失敗していたので再アップロード。
2013/1/10追記:カテゴリ日本語化パッチに文字化けの報告があるので修正。

Debian squeezeに導入(失敗)

  1. ここに置いてあるisdb-mythtv_0.26.0-20130101.patchをダウンロード
  2. パッケージのソースをダウンロード
    $ apt-get source mythtv
    パッケージリストを読み込んでいます... 完了
    依存関係ツリーを作成しています
    状態情報を読み取っています... 完了
    47.4 MB のソースアーカイブを取得する必要があります。
    取得:1 http://www.deb-multimedia.org/ sid/main mythtv-dmo 0.26.0+fixes20130104-dmo1 (dsc) [3,439 B]
    取得:2 http://www.deb-multimedia.org/ sid/main mythtv-dmo 0.26.0+fixes20130104-dmo1 (tar) [47.3 MB]
    取得:3 http://www.deb-multimedia.org/ sid/main mythtv-dmo 0.26.0+fixes20130104-dmo1 (diff) [72.3 kB]
    47.4 MB を 33秒 で取得しました (1,426 kB/s)
    dpkg-source: info: extracting mythtv-dmo in mythtv-dmo-0.26.0+fixes20130104
    dpkg-source: info: unpacking mythtv-dmo_0.26.0+fixes20130104.orig.tar.gz
    dpkg-source: info: applying mythtv-dmo_0.26.0+fixes20130104-dmo1.diff.gz
    dpkg-source: info: upstream files that have been modified:
     mythtv-dmo-0.26.0+fixes20130104/external/zeromq/configure
  3. パッチを当てる(ISDB以外のパッチは後述)
    $ cd mythtv-dmo-0.26.0+fixes20130104/
    $ patch -p1 < ../isdb-mythtv_0.26.0-20130101.patch
    patching file libs/libmythtv/channelscan/channelscan_sm.cpp
    patching file libs/libmythtv/channelscan/frequencytablesetting.cpp
    patching file libs/libmythtv/eithelper.cpp
    patching file libs/libmythtv/frequencytables.cpp
    patching file libs/libmythtv/libmythtv.pro
    patching file libs/libmythtv/mpeg/dishdescriptors.cpp
    patching file libs/libmythtv/mpeg/dishdescriptors.h
    patching file libs/libmythtv/mpeg/dvbdescriptors.cpp
    patching file libs/libmythtv/mpeg/dvbdescriptors.h
    patching file libs/libmythtv/mpeg/dvbstreamdata.cpp
    patching file libs/libmythtv/mpeg/dvbstreamdata.h
    patching file libs/libmythtv/mpeg/dvbtables.cpp
    patching file libs/libmythtv/mpeg/dvbtables.h
    patching file libs/libmythtv/mpeg/isdb_decode_text.c
    patching file libs/libmythtv/mpeg/isdb_decode_text.h
    patching file libs/libmythtv/mpeg/mpegdescriptors.cpp
    patching file libs/libmythtv/mpeg/mpegdescriptors.h
    patching file libs/libmythtv/mpeg/scanstreamdata.cpp
    patching file libs/libmythtv/mpeg/scanstreamdata.h
    patching file libs/libmythtv/mpeg/sctedescriptors.h
    patching file libs/libmythtv/tv_rec.cpp
    patching file libs/libmythtv/tv_rec.h
    $ patch -p1 < ../mythtv_0.26.0-bs-lnb.patch
    patching file libs/libmythtv/dtvmultiplex.cpp
    patching file libs/libmythtv/dtvmultiplex.h
    patching file libs/libmythtv/dvbchannel.cpp
    $ patch -p0 < ../mythtv_0.26.0-japanese-cat.patch
    patching file libs/libmythtv/mpeg/dvbdescriptors.cpp
    $ patch -p0 < ../mythtv_0.26.0-subtitle.patch
    patching file libs/libmythtv/eithelper.cpp
    $ patch -p0 < ../mythtv_0.26.0-tuning.patch
    patching file libs/libmythtv/dvbstreamhandler.cpp
  4. 足りないパッケージをインストール
  5. $ sudo aptitude install -t squeeze-backports debhelper #バージョンが古くてビルドできないのでアップグレード
    $ sudo aptitude install uuid-dev libvpx-dev 
  6. パッケージのビルド
    $ dch -i #バージョンなどを修正
    $ debuild -us -uc -d
  7. パッケージのインストール
    $ sudo dpkg -i ../*.deb
    $ sudo aptitude -f install

ビルドまでうまくできたが、パッケージの依存関係が崩れてしまったので失敗。wheezyがリリースされたらまた試そうと思う。

MythTV 0.26.0に向けて作成したパッチ

ビルドはできたが、インストールがうまくいかなかったので、全て未検証。

各パッチは以前の記事に準ずる。

カテゴリ日本語化パッチ

mythtv_0.26.0-japanese-cat.patch

カテゴリ日本語化パッチ(修正版)

mythtv_0.26.0-japanese-cat.patch

Qtのバージョンが変わって、実際に動くか不明。

サブタイトルの切り直しパッチ

mythtv_0.26.0-subtitle.patch

パッチがそのまま当たったので簡単に修正。

BS対応パッチ

mythtv_0.26.0-bs.zip

前回作成したパッチを元に作成。

録画バグ修正パッチ

mythtv_0.26.0-tuning.patch

修正されている可能性もあるが、念のため作成。


1月 5th, 2013

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